西オーストラリア州パースの旅と暮らしPetitCommerce |
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Holiday>パースを歩く Supreme Court Gardenスプリームコートガーデン
200年前この庭園はスワンリバー(スワン川)の浅瀬だったと言います。 西オーストラリア州最高裁判所を挟みスターリンガーデン(スターリン庭園)と対峙し、パースの船着場バラックストリートジェティー(バラック通り船着場)に聳え立つスワンベルタワーを望む素朴な庭園こそスプリームコートガーデン(最高裁判所庭園)であります。 1829年、後に西オーストラリア州総督となるスターリン海軍大佐がパースに入植した際、まずこの付近でキャンプを張り過ごしたそうです。パースそして西オーストラリア州の母国英国に劣らぬ発展を夢に描いて眠りについてのでしょう。 スターリンが入植した当時この庭園の大部分はスワンリバーの浅瀬で、葦などが生い茂っていたことと思われます。原風景の様子を垣間見るには、コーズウェイブリッジ(コーズウェイ橋)付近にて近年パース市の都市再開発の一環として原風景を再現したポイントフレーザー(フレイザー岬)一帯が参考になると思います。 水草が茂り、川底は泥状といった自然環境は、当時入植したイギリス人にとって、スワンリバーに停泊する船から荷を降ろし陸地へ運ぶ足を脅かす大変厄介な邪魔物でしかなかったようです。1920年代に入り、近代化の流れの中で都市開発が進み、干拓事業が営まれ、結果として今日パース市内のスワンリバー沿い広地、及びリバーサイドドライブと言った主要道が設けられました。パースの歴史を紐解く上で、この庭園は多くの事を教えてくれます。 この庭園の一角には現存するパース市内最古の建造物も存在します。最高裁判所に隣接するフランシスバート法教育センターがその建物で、1836年(1837年?)に建築され教会、裁判所、男子学校として1850年まで使用されていたようです。この建物と隣接する現在の裁判所の間にある階段通路付近では、今なお当時この一帯が川岸線付近であった事を示す石灰岩の堤防跡が見られます。1906年に完成した裁判所は、当時川岸沿いという事もあり建設には苦労したそうです。 現在この庭園は市民の催し事にも度々使用されます。特にクリスマスに先立って行なわれるクリスマスキャロルの会場としてよく知られています。 過去と未来を結ぶ、そんな庭園がスプリームコートガーデンです。
Holiday>パースを歩く:2006年5月8日更新 Copyright (C) 2006 Petit Commerce. All rights reserved. |